キックボクシングに興味があるが、どんな雰囲気なのか分からない、怖いイメージがあって行きにくい。
いくらかかるのか、何をするのか、続けられるのか不安要素が多くて一歩が踏み出せない。
キックボクシングを始めるうえでこのように考えている人は多いと思います。
何事も新しいことを始めるにはどうしても躊躇してしまいますよね。
そこで迷っている人は、体験レッスンを受けてみることをオススメします。
筆者は2023年2月からキックボクシングジムに入会しました。
受けているコースは月8回。
週2回ペースで通っていて、ほぼ毎週欠かすことなく通っています。
始めは何がわからないのかわからない状態でしたが1年弱通い、キックボクシングのレベルは、ある程度様になりました。
この記事では
- キックボクシングに入会するか迷っている人
- キックボクシングのレッスン内容について
- キックボクシングのいい点・悪い点について
- 向いている人・続きやすい人
が分かるようになります。
この記事を読んでも悩んでいる人はまず近所にあるジムをいくつか体験することをオススメします。
キックボクシングジムでは激しい運動をするため、ダイエット効果はありますが、筆者は運動した分、食べ過ぎで体重が増えました。
ですが、筋力がついた実感はあるし、何よりキックボクシングの技術が日に日に向上していくのが分かっていき楽しい日々を送れています。
30代になって運動習慣が減ったこともあり、始めて良かったと思っています。
キックボクシングジム行くか悩むならまず体験へ
思い切りも大事な場合がありますが、無理な入会で後悔するのは避けたいものです。
ジムに入ることを迷っている方は、まずは実際に体験してみることをお勧めします。
キックボクシングジムでは、通常体験受付が行われています。
そして、体験する際には複数のジムを試してみることが良いでしょう。
ジムごとの雰囲気やレッスン内容を確かめましょう。
ジムのレッスン内容について
体験では他の会員と一緒に練習します。
以下は筆者の通っているジムの一例です。
1回のレッスンは45分~60分です。
その日の会員の人数によって内容は変わります。
レガース(すねあて)をつけた対人練習もありますが、体験では受けられませんでした。
また、筆者が通っているジムではリズミカルキックといってエクササイズを掛け合わせたレッスンもあります。
費用について
- 体験レッスン:1000~3000円
- 入会費 :10000円前後
- 月額会費 :10000円前後(レッスン回数による)
体験レッスンの費用は通常1000~3000円ほどです。
入会には一般的に入会費がかかり、その相場は約10000円前後です。
一部のジムでは、その場での入会で体験レッスンや入会費が無料になることもあります。
例えば、筆者が通っているジムは月額10000円で、これにより月に8回(8日)のレッスンや自主練習が可能です。
月額費用は通う回数により変動しますが、おおむね10000円前後が一般的です。
必要なもの
体験に行くのであれば運動着・タオル・スポーツドリンクを用意しましょう。
以下のものはレッスンを受けるにあたり必要なものです。
- 軍手(バンテージ)
- レガース
- ボクシンググローブ
ジムによりますが、それぞれ100∼200円でレンタル可能です。
筆者は入会時レンタルで3ヵ月くらい経過してからすべて購入しました。
他にもスパーリング(対人練習)をするのであればヘッドギア・マウスピース・ファーカップが必要になります。
結論として
体験でも3000円ほど出費があるのみなので1回行ってみましょう。
キックボクシングにこだわらなくても運動習慣を身に着けたいのであればフィットネスジムに行くのでもよいと思います。
筆者はキックボクシングを始めてよかったと思っています!
次はキックボクシングジムに通ってよかった点、悪かった点について説明します。
良い点悪い点について
キックボクシングを始めてよかったところや大変だったところを説明します。
メリット
- 運動不足解消
- ストレス解消
- 自己防衛力向上
運動不足解消
キックボクシングは運動不足解消に効果的です。
負荷は自分で調整でき、激しい動きが多いため、運動不足に悩んでいる方におすすめです。レッスン後は毎回筋肉痛になり、その効果を実感できます。
慣れてきても未だに筋肉痛になることがありますが、それは成長の証とも言えます。
ストレス解消
ミットやサンドバッグにパンチ・蹴りを打つことでストレスも解消できます。
普段は何かに殴ることはないと思いますが、ミットに「バチン!」と正確に打てたときの爽快感はやみつきになります。
日常では体験できないです。
めちゃくちゃストレス発散になります。
自己防衛力の向上
スパーリングなどの対人の経験を通じて攻撃だけでなく、相手の動きを読んで避けるディフェンス能力も身につけられます。
日常生活において攻撃される機会はほとんどないでしょうが、自己防衛のスキルを身につけることは予防策として重要です。
安心感を得るためにも役立ちます。
また、筆者は以前はネットフリックスとゲームくらいしか趣味がありませんでしたが、新たな趣味を見つけることができました。
交友関係も増え充実した日々を過ごすことができています。
デメリット
- 足が痛くなる
- アザができる
- 運動後食べ過ぎで太る
- 費用がかかる
足が痛くなる
最初はミットやサンドバッグを蹴ることで足が痛くなることがあります。
これは皮膚が柔らかい証拠で、継続するうちに皮膚が固くなり、痛みを感じにくくなります。
もし痛みが我慢できない場合は、インストラクターに伝えて柔らかいミットでの練習をお願いすることもできます。
また、個人差ありますが、始めたては筋肉痛もひどく、朝起きる際に不便を感じることがありました。
アザができる
身体の痛みと同時にアザができることがあります。
私自身はそれほど気になりませんが、女性の中には気にする人もいるでしょう。
ただし、アザができるほどの強い力が加わらなければ、心配する必要はありません。
運動後食べ過ぎで太る
これはジムに通う人ならよくある経験かもしれません。
筆者もキックボクシングジムに通って1年で4㎏体重が増えました。
筋力が増えたことも一因でしょうが、運動後は食欲が増し、通常よりも多く食べてしまうことがあります。
費用がかかる
月の会費だけでなく、道具一式を揃えるのにもお金がかかります。
ボクシンググローブはサイズもあり、スパーリング(軽い対戦)をする際にはファーカップ、ヘッドギア、マウスピースが必要です。
ただし、他のスポーツに比べるとそこまで費用はかからないと思います。
続けやすい人【近所は必須項目】
- ジムが自宅から近い人
- 体を動かすのが好きな人
- 体の痛みと戦える人
- 一緒に通う人がいる人
ジムが自宅から近い人
最も重要な条件は、自宅とジムとの距離だと思います。
ジムは近くにあるほど便利です。
遠いと行く気力がなくなります。
筆者は、近所に住んでいる友人と一緒にジムに入会しましたが、友人は半年後に引っ越してしまいました(最寄り駅から2駅離れた場所)
退会こそしていませんが、入会当初のモチベーションはどこえやら。
サボり気味になっています。
特に雨が降っている日などは、ジムに行くことが億劫に感じるそうです。
体を動かすのが好きな人
ボクシングジムは想像以上に激しい動きをします。
スパルタインストラクターでなければ自分で負荷を調整できますが、運動に慣れていない人はついていけないかもしれません。
体の痛みと戦える人
慣れないうちは毎回レッスンの翌日・翌々日に激しい筋肉痛に襲われます。
また、始めたては皮膚が薄いのでミット打ちやミット受けをして腕・足ともにアザができる場合があります。
一緒に通う人がいる人
もし周辺にキックボクシングに興味がある人がいれば誘ってみることをオススメします。
周りが他人だらけでのやりにくさがなくなり、モチベーションが向上し、競争心や協力関係が生まれます。
これにより、成長が感じやすくなります。
また、友人との共同の趣味を共有することで、キックボクシングがより楽しくなり、社交性が向上します。
続けにくい人は上記の反対のことが当てはまる人でしょう。
【まとめ】まずは体験から
迷っている方には、まずはジムを体験してみることをオススメします。
多くのジムでは体験後に即入会することで割引を受けられることもありますが、複数のジムを試してみると良いでしょう。
もし「なんか楽しくないな?」と思っても、無理に続ける必要はありません。
筆者も1年間通っていますが、会員さんの入れ替わりが多いことを感じます。
習い事には相性がありますので、ジムが続かなくても他に興味があることを試してみるのも良いでしょう。
筆者は学生時代からテニスが趣味でしたが、生活環境が変わりやる機会がなくなりました。そこでキックボクシングに出会い、充実した日々を過ごしています。
何かのきっかけで新しい趣味が生まれることもありますので、どんどんチャレンジしてみてください!